東京都内の各自治体で、2018年から保育料の値上げが行われます。
詳しく見ていきましょう。
値上げ実施日
2017年〜2018年春にかけて(自治体によって異なる)
値上げの詳細
杉並区や港区はよく報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、その他の自治体もしれっと値上げしています。
どの自治体も、高所得者のほうが値上げ率が高くなっています。
値上げが決定している自治体は下の通りです。
2017年4月に値上げ
自治体 | 値上げ幅 |
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練馬区 | 月額平均2,000〜3,000円程度 |
小金井市 | 最大7,700円 |
東村山市 | 不明 |
府中市 | 月額平均2,000円 (0歳時は平均6,000円) |
※小金井市は2019年まで段階的に値上げ
2017年9月に値上げ
自治体 | 値上げ幅 |
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世田谷区 | 全体平均約5% |
大田区 | 最大25% |
2018年4月に値上げ
自治体 | 値上げ幅 |
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杉並区 | 1〜3割値上げ |
板橋区 | 5.7%値上げ |
港区 | 3~11%値上げ |
町田市 | 月額100円~3,000円 |
値上げの理由・原因
保育需要の高まりによる経費増加のため、利用者への負担増を求めるとのことです。
保育にかかる費用は9割以上が地方自治体が負担しているそうです。
また、管理人の自宅近くにも新しい保育園ができています。
保育園に入れないよりは、値上げしても入れたほうがいいのでしょうね。。
値上げについての街の声
消費者からはこんな声が上がっています。
- 保育園への補助金とか、宅配業者の配送料値上げ分とか、そういうのが人件費に回るなら払ってもいいと思うよね。でも大多数の人がそういう風に考えてないし、安ければ安いほどいいと思ってる。
- ふるさと納税のせいで税金が流出してます。区民の生活に影響しますよーというおどろおどろしいチラシを作って、保育料も値上げして、お金がないからと保育園の民営化、施設統合、児童館廃止。 でも区長のお給料は値上げなんですね。 #杉並
- 保育園をいっぱい作ったから値上げしてもいいだろうという論調ですよね。 なんかそれは違いますよね。
- 値上げは仕方ないが、きちんと保育士の給与に反映させる仕組みが欲しい。実は民営保育園の利益率は他業種より高いという調査が出たばかりだし。
値上げに備えての対策
保育料の値上げは、保護者の方々へほとんど通知されていないそうです。
対象の自治体に住んでいる方に聞いてみたのですが、全く知らないとのことでした。。
みなさんの役に立てるよう、新しい情報が入ってきたら随時更新していきます。
現場からは以上です!